小児歯科では、お子さんとコミュニケーションをとりながら行う治療を重視しています。時にはレーザーを用いた無痛的治療も施しており、決して押さえつけるような治療を行いません。また、小児歯科は予防が大切なので、最適な離乳食についての相談や、お子さんの歯に対する心配事相談などにもお応えしています。なお、重症な場合や、先天的な問題がある場合などには、大学病院と連携して治療する場合があります。
食べ物を食べると、その食べ物の中に含まれている糖分がお口の中で、分解され酸というものがつくられ、その酸によって歯の表面が溶かされ、虫歯が作られます。
歯の表面にフッ素を塗布する事で、歯の質を強くし、虫歯になりにくくする処理です。シーラントは奥歯の予防処置ですが、フッ素塗布は、歯全体の予防処置になります。この2つの処置を行っていくことにより、虫歯の予防効果は高くなるのです。
<注意> |
虫歯の原因菌である“ストレプトコッカスミュータンス菌”は、糖をエサにして酸とプラークを出します。キシリトールは、その虫歯菌の活動を抑制することができます。
ミュータンス菌がせっせとキシリトールを食べます。
でも、キシリトールはちっともエネルギーになりません。
それでもキシリトールが好きで食べ続けるミュータンス菌。
お腹も空くし、疲れてぐったり。ミュータンス菌はおとなしくなります。
100%キシリトール配合ガムを1回2粒、食後3回
> 虫歯になるリスクが高い方
100%キシリトール配合ガムを1回2粒、1日5回
※リスクの高低は「カリオスタット」という虫歯菌の活動性を測るテストを行うことで判定できます。